魚屋が肉を扱うのも可笑しな話ですが、城崎温泉の位置する兵庫県北部は旧国名を「但馬(たじま)」といい、そこで連綿と生育されてきた和牛品種が但馬牛(たじまぎゅう)です。
ほぐして「そぼろ」にした但馬牛を、砂糖・醤油・味醂などと甘辛く炊いたシンプルな品ですが、原材料が但馬牛100%というのは何気にレアです。
というのも、城崎の街を歩いてもコロッケなど「但馬牛」と名の付く加工食品は数えきれないほど溢れていますが、その使用割合が100%と表示されている品は見たことがありません。
実際には但馬牛がごく一部しか使われていなくとも、商品名として但馬牛が前面に押し出されている訳で、そういう後ろめたい商品とは一緒にしてくれるな。という気概が伝わってきます。
名称…そうざい
内容量…85g
原材料…牛肉(兵庫県産・但馬牛100%使用)、粒状植物性たん白、砂糖、発酵調味料、醤油、生姜、植物油脂、鰹節エキス、米酢、昆布エキス、食塩、香辛料/酒精、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)